家を建てたいけれど、子供がいる場合はいつ、どのタイミングで建てればいいのかタイミングがよくわからずお困りの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は家を建てるタイミングは何歳が良いのかと、子供の年齢を考慮したうえでどのタイミングで家を建てるべきなのかについて解説します。

□そもそも家を建てるタイミングは何歳が良い？

国土交通省によると、初めて家を建てた年齢は30代が中心で平均して30代後半～40代です。
住宅ローンの返済期間は多くの場合、最長で35年間であり、定年が60歳の会社が多いので、ローンを完済しようとするなら30代前半から、遅くとも30代後半までには家を建てることが得策だとされています。

また、家を建てるために住宅ローンを組む方がほとんどだと思います。
住宅ローンを組むためには団体信用生命保険に加入することが必須になりますが、年齢が上がるにつれて団体信用生命保険に加入できない可能性が高まってしまいます。
頭金がある程度貯まるまでは家を建てるのを後回しにしてしまう方も少なくないですが、そうすると住宅ローンを組めないリスクが上がるため不利になる場合があります。

□子供の年齢も考慮するとどのタイミングが最適？

＊子供が生まれてから1歳になるまでのタイミング

生まれたばかりの子供は一日を通してよく泣くため、夜泣きなどによるご近所トラブルが心配だという人も多いのではないでしょうか。
また、1歳になるくらいの子供は好奇心旺盛で元気いっぱいなため飛び跳ねたり走り回ったりするなど、賃貸の場合は騒音が心配になることも多いと思います。
そこで、このタイミングで家を建てることでご近所トラブルなどのストレスを抱えることなくのびのびと子育てをすることができます。

＊子供が幼稚園・小学校に入学するタイミング

幼稚園や小学校に入学するくらいの子供は大人が言っていることが十分に理解できる年齢なので子供とのコミュニケーションが十分にとれるようになります。
したがって、子供に手がかかりづらくなり、時間がかかる家づくりにも労力と時間を使うことができるようになります。
また、金銭的にも余裕が生まれてくるため家づくりに集中することができます。

□まとめ

一般的に住宅ローンは35年間なので、ローンを完済するために遅くとも30代後半までには家を建てるようにすると良いでしょう。
年齢が上がるにつれ団体信用生命保険に加入しづらくなり、住宅ローンを組めないリスクが上がるので注意が必要です。
また、子供が生まれてから1歳になるタイミングと子供が幼稚園・小学校に入学するタイミングで家を購入するのがおすすめです。