玄関ではなく、リビングに階段を設置するリビング階段が、近年人気になりつつあります。
しかし、利点ばかりではなく、実際、リビング階段にしたことで後悔を抱える人がいることも事実です。
そこで今回は、リビング階段がなぜ人気になったのかという理由と、リビング階段で後悔した人は何に後悔を感じたのか、また、その解消法について解説します。

□リビング階段が人気の理由

＊家族の中が深まる

階段が玄関にあると家族と顔を合わせずに外出ができてしまうため、家族間のコミュニケ―ションや顔を合わせる機会も減ってしまいます。
そこで、階段をリビングに作ることで外出時や、お風呂、その他キッチンなどに用があるときに家族が顔を合わせやすくなるので会話のきっかけやお互いの健康状態の把握などにつなげられます。

＊部屋のおしゃれ間がアップ

階段のデザインにもよりますが、開放的な階段を設置すると部屋を広々と見せられますし、シンプルなデザインのものにすれば一つのおしゃれなインテリアとして活用でき、部屋の見栄えが良くなります。

＊空いたスペースの有効活用ができる

リビング階段にすることで階段を設置するために、わざわざ廊下を作る必要がなくなります。
したがって、廊下を作る必要がない分、一部屋を広くするといったように空いた空間を広々と活用できます。

□リビング階段で後悔するポイントと解消法

後悔するポイントとしては、「足下が冷えること」です。
一般的に、冷たい空気はできるだけ低い場所に集まります。
そのため、二階の冷気が一階に下りてきて、一階の足元が冷えてしまいます。
また、逆に一階で暖房をつけても暖かい空気が二階に逃げ、一階がなかなか温まらないことで電気代に無駄が生じてしまうこともあります。

この問題を解決する方法として、階段の入り口にロールスクリーンやドアを設置することです。
そうすることで、一階と二階の空気が遮断され、暖房をつけても二階に暖気が逃れにくくなります。
ただしこの場合、荷物を持って階段を上り下りするときや、急いでいるときにもわざわざドアを開閉しなければいけないため、不便に感じることもあるかもしれません。

□まとめ

今回は、リビング階段が人気の理由と、逆にリビング階段にしたことで後悔した内容について解説しました。
リビング階段は、家族間のコミュニケーションを大事にしたいと考える子育て世代の方に人気の設置方法です。
リビング階段をご検討の方や、もっと詳しく知りたい方はぜひ一度当社にお問い合わせください。