コラム
不動産
2026/10/03
フラット35が3.830%で過去最高。五所川原で「土地か中古か」迷ったときの考え方
家のことは、分からないことが多いものです。
「金利が上がったって聞くけど、今、家を買って大丈夫?」
「新築は高そう。中古を買ってリフォームする手もある?」
「土地から探すか、家つきで探すか、どっちが得なの?」
「何から確認すればいいのか、そこが分からない」
今工務所が、五所川原・青森・弘前・つがるで家づくりに携わってきた経験をもとに、できるだけ分かりやすく解説します。
今回のテーマは、「フラット35が3.830%。土地か中古か迷ったときの考え方」です。

全国の動き:フラット35の10月金利が過去最高水準に
10月1日に発表された、フラット35(返済期間35年・融資率9割以下)の最低金利は3.830%でした。
日本経済新聞(2026年10月1日)は、現行制度で過去最高と報じています。
ダイヤモンド不動産研究所(2026年10月)の記事でも、変動金利・10年固定がそろって上がったと整理されています。
当社が9月24日のコラムで取り上げたときは、3.46%でした。
ひと月で約0.37ポイント。ニュースでは小さな数字に見えますが、35年返済では効いてきます。
参考までに、借入2,000万円・35年・元利均等(ボーナス払いなし)で試算すると、3.46%と3.83%では月々およそ4,000円強の差、35年で約180万円の差になります。
※当社の概算です。実際の返済額は、金融機関の条件・団信・手数料で変わります。
青森県の動き:地価はほぼ横ばい、でも「安い」だけでは決められない
青森県の2026年の公示地価は、前年比+0.25%、平均坪単価は約10万円という集計があります(土地代.info/青森県の不動産売却価格査定サイト、2026年公示地価)。
全国で見ると、上昇率は下位です。つまり、土地代そのものが急に跳ね上がる地域ではありません。
一方で、建築資材や人件費、そして住宅ローン金利は上がっています。
「土地は安いのに、総額は思ったより下がらない」。津軽で家を考える方が、いちばん戸惑うのはここです。
五所川原・津軽の暮らしへの影響:総額を3つに分けて考える
金利が上がると、「毎月の返済額」が真っ先に気になります。
でも、本当に比べたいのは、土地・建物・リフォームを含めた「総額」と「住んでからの光熱費」です。
当社が、ご相談でお伝えしている考え方は、次の3つです。
① 土地から探す新築
間取りも断熱も自由に決められます。その分、土地代・造成・外構・解体の有無が総額を左右します。
当社の分譲地(エルムECOタウン)は、掲載時点で62〜100坪・645万〜1,092万円です(残区画は /estate で確認できます)。
② 中古住宅を買ってリフォーム
購入価格を抑えやすい一方で、屋根・外壁・水まわり・断熱・耐震の状態で、リフォーム費用が大きく変わります。
たとえば、当社の掲載物件には、五所川原市七ツ館の土地97坪で400万円の中古住宅があります(掲載時点)。物件の詳細はこちら
こうした物件は、「買う前に、どこまで直すとどれくらいかかるか」を見てから決めるのが安全です。
※リフォーム費用は参考価格です。現地の状況で変わります。

③ 中古を大きく直す「リセット住宅」
骨組みを活かしながら、断熱・耐震・間取りまで見直す大型リフォームです。
新築より予算を抑えつつ、冬の寒さや光熱費を根本から改善したい方に向いています。
暖かさの基準は、住宅性能のページにまとめています。
今工務所の提案:買う前に、この5つだけ確認してください
中古住宅を検討するなら、契約の前に、次の5つを見てください。保存しておくと役に立ちます。
① 建築年と、増改築の履歴(図面・確認済証が残っているか)
② 屋根・外壁・雨どいの傷み(雪の重みと凍結の跡がないか)
③ 床下・小屋裏の状態(湿気・シロアリ・断熱材の有無)
④ 窓まわりの寒さ(サッシの種類、結露の跡)
⑤ 水まわりの更新時期(給湯器・浴室・配管)
建築士が見て、「ここは直さなくていい」「ここは先に直したい」を分けると、無駄な出費が減ります。
当社は、自社の一級建築士と大工が、購入前の現地確認から一緒にうかがいます。
土地探しの全体の流れは、実家を相続したときの順番や、家を建てる「お金の順番」も、あわせて読んでみてください。
まだ、土地か中古か決めていない段階でも大丈夫です。
「このくらいの予算で、津軽に住むなら?」という漠然とした相談から、お受けしています。
このまちで、これからも暮らすために。
金利も、物価も、これからも動きます。
だからこそ、ニュースの数字に振り回されず、自分たちの暮らしに合う順番で考えてほしいと思っています。
今工務所は、この地域で65年、家づくりを続けてきました。
これからも、このまちで暮らす人の、いちばん近い相談相手でありたいです。
五所川原。青森。弘前。つがる。
そこから一緒に考えてみませんか。
今工務所は五所川原市を拠点に、五所川原・青森・弘前・つがるを施工対応エリアとして、土地探しから設計・施工・リフォーム・アフターまで一貫して対応しています。
出典:日本経済新聞「フラット35の10月金利、3.830% 現行制度で過去最高に」(2026年10月1日)/ダイヤモンド不動産研究所「2026年10月の住宅ローン金利予想」(2026年10月)/土地代.info「青森県の土地価格相場・公示地価(2026年)」














